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清濁あわせのむ勇気

私の大学時代の同期で、四大卒業後に音大に入り直し、ドイツへ留学してヴァイオリニストになったAくんがいます。

 

まぁもとからヴァイオリンは上手かったのですが、プロになれるかどうかって全然別の話ですよね。

 

彼は大学のアマチュアオーケストラで指導を受けていた先生(実際に有名音大で試験をやっていた人)に

 

「自分はプロを目指したいと思う」

 

と話したところ

 

「まぁやめときなさい」

 

と、笑って一蹴されたそうです。

会社員時代の私はその話を聞いて

 

「えー!? ひどくない!!?」

 

と憤慨したものですが、当人曰く

 

「やめろっていわれて

やめる程度の夢ならきっと途中で挫折する。

それなら最初からやめておいた方が良い」

 

とのことでした。

 

その言葉が

本当の意味でしっくりくるようになったのは

私が独立してからのことです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ドイツで環境マネジメントを学び

将来的にその分野で活躍したいと考えていた

Bさん@ i-colorオレンジ

 

そのために、ドイツの大学院への進学を希望されていました。

 

ところが初めての個別セッションでは、「ドイツ一般就職についての質問」もあれこれ出てきたため、私の頭はクエスチョンマークの連続。

 

「あれ?環境マネジメントの方角に行くのが希望なんですよね?」

 

「第一希望としてはそうなんですが、もしも難しかった場合を想定して一般就職も検討しています」

 

 

 

ピシ

 

そんなやり取りがあった後、私は

 

 

 

 

 

 

 

セッション時間を使って、20分ほど説教してしまいました(こんなカウンセラーですみません...笑) 。

 

リスクヘッジと逃げ道の違いは、とても紛らわしいです。

 

リスクヘッジというのは、リスクを軽減し、本命の夢に向かいやすくする手段。 

Bさんの場合であれば(大学院進学が本命なので)、とにかく1回で合格しなくても、再挑戦できる環境を整えておくことがリスクヘッジにあたります。(そのためにバイトするなら別問題)

 

試験に合格しなかった場合に備えて、一般就職も検討しておく

 

というのはつまり

 

1回で合格できなかったら、進学より就職を選ぶ可能性があるってことなんですが

 

これは、逃げ道。

 

逃げ道を用意しておいたとしても、夢を叶える過程で生じるリスクは軽減されません。むしろ逃げ道は、違うタイムラインへの入り口です。

 

若くしてやりたいことのはっきりしているBさんに、当時の自分なりの言葉で、それをお伝えしました。

 

そして、Bさんの決意を確認するために

「その程度の夢なら、最初からやめておいた方がいい」と。

 

基本的に人の夢を応援したい(いい役をやりたい)私。後にも先にも、この台詞を言ったのはこれっきりです。

 

それから1年も経たないうち、ご本人から連絡がありました。

 

「柏葉様

ご無沙汰しております。如何お過ごしでしょうか。

 

昨年はご多忙の折、ドイツでのキャリアパスに関して多くのご助言を下さり、大変有難うございました。お陰様で私は、ドイツ〇〇工科大学への進学を決意し、ドイツ生活をスタートさせることが出来ました」

 

セッション後間もなく、大学入試に挑んで合格されたとのこと。

 

目指すものを確信できた人は、やはり強い。

そして人は、一瞬で変われる。

 

私にはいつも、そう感じさせてくれるクライアントさんがいます。

 

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Bさんの合格祝い(笑) 

 

 

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