本当の自分を知る、自分と向き合う

〜 キャリアカウンセラー柏葉綾子のブログ

エゴからの目覚め

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7期の講座の深度が深まっている。
   
自分と向き合う過程でリリースできない強烈な感情や観念は、過去の思い出とリンクしていることが多い。一番多いのは家庭内における人間関係だ。
家庭というのは我々が最初に出会う最小のコミュニティであり、ごく普通の家庭に育った人間でも、子供の頃は家庭内に所属するために何らかの役割を演じている。それはある意味必要なプロセスでもあり、本来の自分を解放するために大切なことは、そうした古い役割を意識的に卒業していくことである。
役割を演じるエゴにどんなものがあるかは以前書いた通りだ。  
    
人間関係における確執において、あなたが「許せない」と感じているのは、相手の内のエゴの一面である。人は怖れにとらわれると保身のためのエゴ、自分の利益を最優先とするエゴが台頭してしまい、意識が眠ってしまう。無意識に行動してしまうのだ。
 
そして相手のエゴを「許せない」と感じるのも、あなたの内のエゴである。エゴは相手を許したがらない。許してしまえば、あなたはもう被害者ではいられなくなる。これまでのアイデンティティの崩壊だ。
 
この講座では、自分の心の内のそうした動きに気がつき、意識的にエゴと対話していくことを勧めている。エゴとは闘えない。闘っているうちにこちらもエゴに眠ってしまうのがオチだ。だが、観察と対話はできると感じている。なぜ許せないのか?許さずに被害者としてこの先の人生を生きたいのか?
    
大切なことは早く過去を手放すこと、早く癒されることではなく、自己の本音に正直でありつづけることである。許したふり、癒されたふりをしても虚しいだけだ。自分をごまかしつづけたまま一生を終えるのだろうか。それこそ虚しさの極みであり、その内エゴもそれに耐えられなくなるだろう。
 
エゴはいってみれば意識内のバグのようなもので、捉われている内は、わたしもあなたも自分の内の認識プログラムが誤作動してしまう。だがしっかりと向き合い、対話を重ねていくと、握りしめていた感情の昇華と共にその形はほどけていく。
 
リトルミー(自分の内の小さな自分)と対話を重ねる内に、最近会えなくなりました、という受講生がいるのはそのためだ。分離している内は会えるが、統合されるとやがてその姿は見えなくなる。代わりに自分の声は自己の内側から感じられるようになるだろう。
  
何事にも必要悪というものはあるもので、エゴは確かに内面的な統合を阻む課題ではあるが、最初からなければ良かったのか?といわれると疑問である。以前、駅のホームで我が子を怒鳴っている母親を見かけた。親もまた人間であり、やはりエゴに囚われる。生まれたばかりで、まだ意識のぼんやりしている子供にエゴがなければ、たぶん成人前に心を病んでしまうだろう。
   
エゴは自己防衛システムとして、これまでわたしを守ってくれた一面もある。だから手放すとすれば感謝と共に、である。そして自分の内で再びエゴが発動した時は、しっかりと対話あるのみである。ある意味自分育てというのは、子育てに似ている。誰しも自分の内に子供を持っているのである。
         
なお、エゴにとっては面白くないかもしれないが、あなたの意識が目覚めれば、あなたの周囲、そしてあなたの家族の意識もやがてエゴから目覚めていく。 あなたの意識は、文字通り、周囲を照らす光となるだろう。

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