わたしとつながる、叡智とつながる

〜 目醒めのキャリア発信者・柏葉綾子のブログ

過去への祝福

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以前ご紹介した漫画「おやこ育て」の作者、高山まりさんの座右の名は「愛と感謝」でした。彼女はその2つが自分の器を大きく育てる鍵であることを、知っていたのだと思います。
 
ところが、まりさんと出会った当初のわたしは、この座右の名にとても慎重でした。
「感謝を心がけることは簡単で、自然と感謝できる器が育つには時間も必要」
おそらく、そんな風に感じていたのではないでしょうか。自分と向き合う4ヶ月講座を主宰しながら「抑圧された自我の解放プロセス」をサポートしていたわたしにとって、高すぎる座右の銘とは、良い人であろうとするあまり自分の気持ちを押し殺してしまうロボット人間製造のリスクと隣合わせでした。
感謝、感謝...と唱えて心が泣いているくらいなら、自分の本当の気持ちに素直になることが大切。そうすれば、ある時自然と感謝できるようになるものです。だから焦らなくて良い...と感じていたくらいです。
わたしにとって愛と感謝は、自分の全て、そして現状の全てに心から YES を出せるようになった時、自然とそこにあるものでした。
① あるがままを受け入れる心の器を育てることが最初で ② 愛と感謝はその副産物だったのです。
 
人生のどこかでハートが開き、愛と感謝があふれ出る経験をした人間は、自然とそのことを記憶するものです。そしてそれが座右の銘になっていく。
察するに、当時からまりさんの器はかなり大きかったのでしょう。
 
わたし自身がハートの閉じていた過去を振り返って思うことは、とにかく何でも頑張りすぎていた(=我を張りすぎていた)ということです。
そうすることが人生において大切なことである、と思っていたので当然といえば当然なのですが、これは自然と外向きの生き方をつくり出し、我(エゴ)が強くなりすぎて心の余裕がなくなる苦しみを体験しました。
自分とつながることを忘れてしまうと、誰でも自然とそうなってしまうのだと思います。

自分とつながることを思い出し、過去を祝福できるようになってからのわたしは、当時は気がつかなかったけれど与えられていた様々なものに気づけるようになりました。
恵まれた環境、「ありがとう」といえなかった色々な人の優しさ、それはあの時確かにそこにあったものなのですが、わたしの器が小さすぎて気付けなかったのです。
過去に感謝することはできるけれど、過去に戻ってあの時の人たちに感謝を伝えることはできない、それなら今日から1日1日をその分も感謝して生きよう、と感じたものです。
 
人には乗り越えられない過去はないと思います。
なぜならわたしたちは、人生の青写真を設計して生まれてくるからです。
自分とつながることを思い出した時、やがて全ての過去は祝福される日が来るのかもしれません。


キャリアカウンセラー 柏葉綾子
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