わたしとつながる、叡智とつながる

〜 目醒めのキャリア発信者・柏葉綾子のブログ

本当に忘れてしまったものは何?

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本当にやりたいことを見つけるというのは、云い方を換えると、自分が本当に大きな愛を以って取り組みたいことを見つける、ということ。
実は、満たされない自分を満たすためにやりたいことではないのだ。
 
自分を満たしたり大切にすることはとても大切なこと。
でもそれは、逆に云うと、やりたいことが見つかるまで待つ必要はなく、今ここで始めて良いことなんだ。
たとえ本当にやりたいことがわからなくても、わたしたちは、自分自身の素直な思いを本当に大切にすることだけはできる。それは『本当はこうしたい』という、日常生活の本当にささやかな思いだ。その声は本当に、とてもとても小さくて、いつの間にか重大そうに見える、でも自分を幸せにする効力は持たない「やるべきこと」の下に埋もれてしまったかもしれない。
そのささやかな本音に耳を傾けることを忘れてしまった時、今を丁寧に満たすことを忘れてしまった時、人の内にはいつの間にか枯渇感が生まれている。
 
そうすると『本当にやりたいこと』という、今ここには見つけられないものが、自分を変えてくれる何か特別なものに思えてくる。
そしてそれはかつてのわたしの場合、どこか疑問に近い思いだった。
『本当にやりたいことが見つかればわたしも、あんな風に変われるのだろうか?』と。
自分には、自分を変える力があったことを忘れてしまった時、わたしたちはいつも無力だ。
 
確かに「本当にやりたいこと」には人を変える大きな力が隠されている。
もう一度書くと、本当にやりたいことを見つけるというのは、自分が本当に大きな愛を以って取り組みたいことを見つける、ということだ。

つまり、本当にやりたいことがわからない=自分は一体、何に愛を注ぎたかったのかを忘れてしまったということだ。本当に見失ってしまったものは『やりたいこと』ではない。『愛』を見失ってしまった、『自分は何を愛したかったのか』を忘れてしまった。だから自分を見失ってしまったのだ。
そして、あなたはもう気づいているかもしれないが、この人生では誰もがそれを思い出す旅をつづけている。
 
「綾子さんお元気ですか?最近わたしはこんな感じです。
そういえば最近、やりたいことがよくわからなくなりました。今はもう、自分が愛を以って取り組める仕事なら、なんでも良いんだな。と思えるようになったのです」
 
わたしはこんなくだりのメールを修了生からいただいたことが片手で数えるくらいにはある。彼女たちは、講座で自分と対話することで、自分を愛することを思い出した。
その結果 ① 仕事に必要以上に自分を満たしてもらう必要がなくなり ② 自分自身の方から愛があふれ出すようになった。
人が何かを変えたいと思った時、本当に変わっていくべきなのは、自分自身の方だったりする。そこにはいつも愛を求めていて、癒される必要のある自分自身がいるからだ。
そして自分を愛すること、癒していくことにまっすぐになれば、それは自分の力で起こしていける変化に他ならない。
  
自分を愛する力を思い出すと、かつて仕事に求めていた自我(エゴ)のこだわりが消えて無くなり『やりたいと思っていたことに執着しなくなる』『一度やりたいことがよくわからなくなる』という経験をするようになる。
そして、あんなに嫌だった今の仕事に愛を注げるようになった自分自身に気がつく。きっとあなたは、そんな自分が好きになるだろう。
   
このプロセスは、やりたいことが仕事となってからも生涯つづく。
わたしもこの仕事を始めてから何度か経験したが、だいたいその後に自分自身のもっと深い層から『本当にやりたいこと』が立ち上がってくる。起こってくるのだ。それはこれまでの『やりたいこと』と似通っていても質(クオリティ)が変容している。あなたの意識の質が変化したからだ。
 
愛にはいつも変容の力がある。
そしてわたしたちは、人それぞれの形で、いつも愛を思い出す旅をつづけていると思う。


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